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エンジンオイル交換を自分でやる方法【初心者でも30分!工具・手順を完全解説】

2026-05-02 公開

エンジンオイル交換を自分でやる方法【初心者でも30分!工具・手順を完全解説】

DIYオイル交換のメリット

エンジンオイル交換をDIYで行う最大のメリットはコスト削減です。

DIYカーショップディーラー
オイル代(4L)1,500〜4,000円3,000〜8,000円5,000〜15,000円
工賃0円0〜3,000円3,000〜5,000円
合計1,500〜4,000円3,000〜11,000円8,000〜20,000円

年2回交換とすると、年間数千円〜1万円以上の節約になります。慣れれば30分以内で完了します。

必要な工具・材料

  • 新しいエンジンオイル(車種指定の粘度・規格を確認)
  • オイルフィルター(エレメント)
  • ドレンボルト用ワッシャー(銅またはアルミ製・使い捨て)
  • オイルドレンレンチ(ドレンボルトを外す)
  • オイルフィルターレンチ(フィルターを外す)
  • 廃油処理ボックス(廃油の回収・処理)
  • ジャッキ&ウマ(車体を持ち上げる場合)またはスロープ
  • ウエス・ビニール手袋

エンジンオイルの選び方

粘度の読み方(例:0W-20)

- 0W:低温時の流れやすさ(数字が低いほど寒冷地向け)
- 20:高温時の粘度(数字が高いほど高温に強い)

車の取扱説明書に指定粘度が記載されています。必ず指定粘度を使用しましょう。

API規格

- SP:最新規格(2020年〜)。旧規格(SN等)より性能が高い
- GF-6:燃費性能の新基準(ILSAC規格)

ハイブリッド車や小排気量車には0W-20が多く使われます。ディーゼル車には別途ディーゼル用オイルが必要です。

交換手順(ステップバイステップ)

1. エンジンを少し温める(5分程度走行)

オイルが柔らかくなり、抜けやすくなります。ただし長時間走行後は熱すぎて危険。

2. 安全に車を持ち上げる

ジャッキアップポイントにジャッキをかけ、ウマ(馬)で車体を支えます。スロープを使う場合は固い地面で使用。

3. ドレンボルトを外して廃油を抜く

- オイルパン(エンジン下部)のドレンボルトを外す
- 廃油処理ボックスを下に置いてオイルを受ける
- 完全に抜けるまで10〜15分待つ

4. オイルフィルターを交換する

- フィルターレンチで古いフィルターを外す
- 新しいフィルターのゴムパッキンに薄く新オイルを塗る
- 手で締まるところまで締め、さらに3/4回転

5. ドレンボルトを締める

- 新しいワッシャーをセット
- 締め付けトルクは車種によるが、一般的には25〜30N・m

6. 新しいオイルを入れる

- エンジン上部のオイルキャップを開ける
- 規定量(取扱説明書参照)を入れる
- オイルゲージで量と色を確認(黄金色が正常)

7. エンジンをかけて確認

- エンジン始動後、オイルランプが消えることを確認
- 車の下部でオイル漏れがないか確認
- オイルゲージで量を再確認

廃油の処理方法

廃油は廃油処理ボックス(新聞紙入りの箱)に入れると固まって燃えるごみとして処分可能です。絶対に下水や土に捨ててはいけません。

交換サイクルの目安

  • 一般的なガソリン車:5,000km または 6ヶ月
  • ターボ車・スポーツ走行:3,000〜5,000km
  • ハイブリッド車:10,000〜15,000km(シビアな使用条件では5,000〜7,500km)

オイル交換ステッカーを活用して次回交換時期を記録しておきましょう。

オイル添加剤の効果と選び方

エンジンオイルに混ぜて使うオイル添加剤は、適切に使えばエンジンの保護性能を高められます。

添加剤の種類
- 摩擦低減型:金属表面をコーティングし、エンジン内部の摩耗を軽減。燃費改善効果も
- 清浄型(スラッジ除去):エンジン内部に堆積したスラッジ(汚れ)を除去
- 粘度向上型:オイルの粘度が低下してきたときに補う

注意点
- 新車や最新エンジンへの添加剤使用はメーカーの保証を無効にする場合がある
- 添加剤の入れすぎはオイルの性能を却って低下させることも
- 添加剤はあくまで「補助」であり、定期的なオイル交換が基本

ターボ車のオイル管理

ターボエンジン搭載車はNAエンジン(自然吸気)よりエンジンオイルへの負担が大きいです。

  • 交換サイクルを短く(3,000〜5,000km、またはNA車より1〜2ヶ月早め)
  • 高温・高圧に対応したターボ車専用オイルまたは高性能オイルを使用
  • 高速走行後すぐにエンジンを切らず、数分アイドリングしてからエンジンオフ(ターボタイマーがあると便利)

走行直後のターボはエキゾーストマニホールドから高熱を受け続けています。エンジンをすぐ切るとオイルが熱で劣化しやすくなる(オイルコーキング)ので要注意です。

DIYオイル交換を続けるためのコツ

  • 交換記録をメモしておく:走行距離・日付・使用オイルを記録(スマホのメモアプリでもOK)
  • 廃油処理ボックスをまとめ買い:1個100〜150円程度。5個単位で買うと1回ごとの手間が減る
  • ジャッキは安全なものを使う:車載ジャッキはあくまで緊急用。日常のDIY作業にはフロアジャッキ+ウマが必須
  • 道具を一箇所にまとめる:洗車・DIY用品をボックスにまとめておくと、次回すぐ作業に取り掛かれる
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山さん

この記事を書いた人

山さん

2級自動車整備士JAF国内A級ライセンス愛車:トヨタ86(ZN6)

自動車関連業界で働くサラリーマンブロガー。2級自動車整備士の資格を持ち、オイル・タイヤ・バッテリー交換まで整備はなんでも自分でこなします。JAF国内A級ライセンス保有で、街乗りのドライブからサーキット走行まで車を走らせるのが大好き。愛車はトヨタ86(ZN6)。

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